無言の絆、心を繋ぐ旅。

ロッシュケネルについて

ロッシュケネルとは

高品質なボーダー・コリーを専門にブリーディングする犬舎

ロッシュケネルは、ボーダー・コリーのブリーディングに特化し、霧島連山の標高約800m地点の冷涼で豊かな自然、そして数多くの野生動物と共存するケネルです。

ボーダーコリーは、一度パートナーとして迎え入れると、その賢さと魅力に誰もが惹きつけられる特別な存在です。私たちは、ボーダー・コリーの素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、一人でも多くの方に新たな家族との「無言の絆、心を繋ぐ旅」を提供していきます。

ボーダー・コリーのブリーダーとしての責任と約束

気質と健康の両立

親犬の選定は、子犬たちの将来を左右する重要なステップです。健全な血統だけでなく、良好な気質を持つ親犬を選び抜き、その特性を受け継ぐ子犬を育成することに全力を尽くしています。

研究によれば、親から受け継ぐ遺伝的要素は子犬の将来のパフォーマンスや性格を約35%まで決定するとされています。このため、適切な親犬の選定とブリーディング計画が極めて重要です。

日本におけるボーダー・コリーの現状

日本国内のボーダー・コリーの多くは、遺伝疾患の因子を保有しているとされています。これらの因子(ほとんどが劣勢因子)は、両親から同一の因子を受け継ぐ場合にのみ発症します。このため、DNA検査を活用し、発症リスクを持つ組み合わせを排除することで、遺伝疾患の発症を予防することが可能であり、それを実践しています。

倫理的なブリーディングの実現

すべての遺伝疾患のリスクをゼロに近づける努力を続けながらも、倫理的な側面を無視することはできません。軽微な疾患や生活に支障のない特性を過剰に排除することで、繁殖可能な犬の数(遺伝子プール)を減少させる危険性があります。
動物福祉と科学的進歩の間で慎重なバランスを取り、遺伝的多様性を維持しながら、高品質なブリーディングを行っています。

ブリーディングポリシー

自然と科学の調和

私たちは、犬本来の「ワイルド(自然な姿)」を尊重しつつ、科学的根拠に基づいたケアを行っています。親犬と子犬の健康と成長を第一に考え、自然豊かな環境の中で安心して暮らせる環境を提供しています。

ゲノム解析とデータドリブン

ボーダー・コリーに推奨される遺伝性疾患検査を積極的に実施し、遺伝学的に現在判明している遺伝病の発症リスクを原則ゼロで維持しています。また、DNAをはじめ気質や外見等といった多くのデータを運用し、ブリーディングの意思決定を行なっています。

栄養と成長への配慮

親犬と子犬の健康は、日々の栄養管理から始まります。プレミアムドライフードを基盤とし、ヒューマングレードの新鮮な地元産の胸肉やレバー、野菜、ハーブを取り入れた食事を提供することで、子犬たちの健やかな成長をサポートしています。

動物福祉と科学のバランス

私たちは、既知の遺伝性疾患の予防に注力する一方で、過度な遺伝的淘汰による遺伝子プールの縮小を防ぐことにも配慮しています。動物福祉と科学的アプローチが調和する形で、慎重かつ計画的なブリーディングを実現しています。