KINAKO 初出産

2020年8月20日、KINAKO初出産です。

KINAKOのパピーたち、ついに誕生しました。今年最後の出産になります。
ROSCHとBELLEの子として当犬舎で生まれ育った女の子。現在3歳で、前回と前々回出産のVICKYとDUFFYの姉妹(同胎子)です。

牡:eeレッド x2
牝:eeレッド x1、ブラック x2

eeレッドとはいわゆるレッド&ホワイトの事ですが、同じカラー因子の組み合わせでも濃度が結構変わるようです。ちょっと変わり種のカラー因子で、同業者間でも繁殖の取り扱いに誤解があったりします。この辺はまた別の機会に詳しく記載します。
今度のレッドの子は全員クリームのように見えますが、これからどうなるか?楽しみです。

今回は牝を残留させる可能性があるため、牝のみ全頭DNA検査にかけています。基本的には親犬の結果から自ずと子犬の保因状況が把握できるのですが、繁殖犬となると変異の可能性も考慮に入れて可能性のある子は全頭検査を行います。
コロナ禍で航空便が減っている事もあり、アメリカの研究所から結果が届くまで1ヶ月以上かかる見込みです。
そのため当面の間牝の子たちは「保留」として成長を掲載していきます。

KINAKOは攻撃性も全くなく、とにかく家族が大好きな子ですが、やはり今はピリピリして子犬を守るために神経質になっています。

正直なところ一番心配していた出産でしたが、そんな心配をよそにこれまでで一番丁寧な子育てをし始め、その上表情がやんちゃな子供から一気にお母さんの顔になり驚いています。

仲良く授乳。5頭だと皆ゆったり飲める様子|ボーダー・コリー

ちなみに現在みんなが入っているこの産箱、DIYで余った床材と内装用合板を使って作ったものです。底面に断熱材を敷き、表面はポリカーボネートのプラダンで清潔に保ちやすくなっています。
ツルツルでちょっと寒そうにも見えますが、実際はかなり暖かく土間設置でも快適です。

四方をコの字型に囲っている杉板は、母犬と壁の間に子犬が誤った挟まった場合に逃げるための退避エリアです。押し潰されて死んでしまう事のないようにと、産箱としては一般的な作りです。

この産箱、ほぼ同サイズで2つ作ったのですが、作る際に犬の快適性ばかり考えて作った結果、デカすぎて収納場所がありません(笑)

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