ボーダー・コリー専門

Border Collie KENNEL Kirishima

ロッシュケネルは質の高いボーダー・コリーを専門にブリーディングしています。
より良い犬質を求め、繁殖を行なった子犬の中から一般の方々へ販売を行っています。

ボーダーコリーは、パートナーとして迎え入れればきっと他の犬種を飼う事など考えられなくなるほどの魅力を持った犬種です。
その魅力はもちろんのこと、ボーダーコリーに関するリアルな情報を少しでも多くの方と共有したいと思っています。

子犬をお迎えいただいたご家族のご厚意により、その後の成長の様子も当サイト上でご覧いただくことができます。

ロッシュファミリーとして、ボーダー・コリーに関する専門的な情報も含めて発信し、
全てのご家族が心身ともに健康で充実したドッグライフを送れるよう応援します。

今いる子犬

Puppy

Policy

  • 栄養と食の質

    親犬子犬ともに、プレミアムドライフードに加え、ハーブ、野菜、地元産の新鮮胸肉やレバーをたっぷりと与え、子犬の初期の成長に貢献します。

  • 安定した精神

    生後約8週間、人・動物・環境といった様々な面から外的刺激を与え、多くの時間をメンタルトレーニングに費やし、全ての子犬が安定した精神が出来上がった状態で迎えられることを約束します。

  • 健康

    ボーダーコリーに推奨される遺伝性疾患検査を積極的に実施し、現在解明されている全ての遺伝病の発症をゼロにするための努力をしています。 これには多大なコストと期間を要します。

ボーダー・コリーについて

ボーダー・コリーの性質

ご存知の通りボーダー・コリーは全犬種中最も知能が高い犬と称され、訓練性も高く大変トレーニングのしがいのある、最高のパートナーとなる素質を十分に持った犬です。
その反面、適切な幼少期(社会化期)の過ごし方や適切な飼育方法が得られなかった場合、様々な問題行動等により、最終的に手に負えなくなってしまうといったケースも散見されます。 少し前は、アメリカでの飼育放棄によるシェルター入りの犬種No.1も、ボーダー・コリーがしめていた程です。
これは決してボーダー・コリーに限った話ではありませんが、犬には犬種それぞれ本来の習性があり、人間による長年のブリーディングによって強力にそれらの習性が遺伝子レベルで固定化されてきました。
現代の人間の生活スタイルの多くは、それぞれの犬種に適したものではなく、必然的に犬は上記の習性と能力を制限されることになります。それは、本来発散されるものが発散できず、日々少しずつでもストレスとして蓄積されてしまう事につながります。

ボーダー・コリーに関しては、犬の祖先である狼の群れが集団で獲物を追い込んで狩りをする習性を強く残し、他方で家畜を傷つけないために殺傷本能を抑える事によって、ハーディングと呼ばれる習性を身につけ、牧羊犬としてふさわしい犬(確実に長時間仕事を全うできる犬)へと、主に農家によってブリーディングされてきました。 言い換えると、大人しく落ち着いた性格等、ペットとしての理想は全く考慮されて来なかったとも言え、ただ可愛がるための犬として長年ブリーディングを重ねられてきた愛玩犬種とはこの点で大きく異なります。

ボーダー・コリーは非常に賢く、アクティブで、従順です。

現代社会で一般の人々がボーダー・コリーを飼育する場合、ボーダー・コリーのこの強力に刷り込まれた性質を、広大な土地で羊を追わせて直接満足させることはまず不可能と言えます。 ボーダー・コリーは愛玩動物としてただただ可愛がるだけ、あるいは庭で放し飼いにするといった飼い方では決して満足しません。その不満は多くの場合問題行動(人間にとっての)として現れ、それを解決するために多大な労力を強いられ、その結果飼い主様は精神的にも疲弊するかもしれません。
したがって、適切な飼育方法と最低限の知識が必要です。

エネルギーの発散が絶対的に必要

一般家庭でボーダー・コリーを飼育する際に、可能な限り生まれ持った能力と欲求を満たしてやるための”代替策”とも言える飼い方を実施する必要が出てくるわけですが、それらを満たす条件は「十分な運動」と「仕事」の二つだと私たちは考えています。

仕事と言っても単純な労働ではなく、人間の指示に対して頭を使って応える事、すなわち、それによって得られる”達成感”であり、人とのコミュニケーションの部分が大きなウェイトを占めます。 生まれ持ったエネルギー(必ずしも=体力ではない)を発散する機会を十分に与えてやりながら、ご家庭の中でうまく付き合って行く方法を見つけていただければ、きっとかけがえの無いパートナーとして、共に最高の時間を過ごすことができます。

決して難しいことでは有りません。愛情と、少しの知識があれば、誰にでも出来ることです。
ご不安な方は、お気軽にご相談ください。

ボーダー・コリーのブリーダーとして

大前提として、私たちブリーダーはより良い品質の犬を作出していくことが第一の目的です。

その上で、私たちブリーダーはお客様のコントロールが及ばない親犬の選別を始め、生まれてきた子犬たちの初期の生育を責任を持って守る立場にあります。
最も初期の段階でできることとして、可能な限り犬種スタンダードに近く、かつ良い気質の犬を選び、それを受け継いだ子犬を作出し、それと同時に遺伝病の発症を0に近づけるための最大限の努力も必要です。

遺伝学上、親から遺伝した能力がその子犬の将来のパフォーマンスを決定する遺伝的割合は約35%であるとの研究結果が出ています。

犬は人間同様に両親犬の容姿・性格はもちろん、遺伝疾患も遺伝します。 残念ながら、現在日本に流通(あえてそう表現します)しているボーダー・コリーを含む多くの犬が遺伝疾患の因子を何かしら持っており、世界的に見ても日本はその保因率が多いと言われています。

このほとんどが劣勢遺伝する因子で、両方の親から同じ病気の原因因子を受け継いでしまった場合にのみ病気が発症する可能性のある物ですので、DNA検査を行った上で適切に(原因因子を持っていない犬と)交配を行えば、理論上遺伝病が発生することはなく、遺伝学上は確実に防げる物とされています。

しかし、既知の遺伝疾患の原因因子を含め、これから解明されてくる疾患の原因遺伝子の排除ばかりを追うと、繁殖可能な犬の絶対数が極端に減少し、遺伝子プール(組み合わさることができる多様な遺伝子の絶対数)が狭くなり、ブリーダーとして”犬質の向上”という目的が果たせなくなります。
また、生活をする上で支障のない軽微な疾患があるだけで積極的に繁殖から外されてしまっては、動物倫理上看過出来ない別の問題も発生します。

動物倫理と科学はしばしば対立しているように見えますが、常に世界中から情報を集めることで勉強を重ね、いかにしてこのバランスを取るべきかについても慎重に検討を重ねながらブリーディングを行います。

親犬紹介

KENNEL's Dogs

ロッシュケネルの親犬たち

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